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工法と構造

METHOD

地震に強く
省エネを実現
長く住み続けられる
安心安全の家

2×6工法 (枠組壁工法)

2×6工法 [ 2×4工法の強度を超える2×6工法の枠組壁工法 ]

北米生まれの2×4(ツーバイフォー)工法(別名:枠組壁工法)は、壁の面と床の面および屋根の面によって建物全体を一体化し、一種の箱を組み立てる壁式構造です。
2×6(ツーバイシックス)工法は、外周部の壁厚を2×4工法(38mm×89mm)の約1.6倍(38mm×140mm)で強度、耐震性をさらに強化しました。
在来軸組工法は「柱」や「梁」などを点で結合するのに対し、2×6工法は「面と線」によリ6面体で、建物を支えています。
在来軸組工法の一般的木造住宅をマッチの軸で組立てられた家に例えるなら、2×6工法はマッチ箱。6面で成り立っている家です。2×6工法は面構造なので気密性、断熱性に優れ、地震や台風などの外からの力を面で受け止めるため、抜群の力を発揮します。

在来工法(軸組工法)

「柱」や「梁」などを点で結合する軸組のため、部分的に負荷がかかりやすい。

在来工法(軸組工法)

在来工法(軸組工法)

「面」で支えることで、負荷を集中させずに外力を広く分散できる。

2×6工法

2×4工法と2×6工法の違い

2×4工法は2インチ(38mm)×4インチ(89mm)の木材で構成されたフレームを使用するのに対し、2×6(ツーバイシックス)工法は2インチ(38mm)×6インチ(140mm)の木材を使用することで、壁内の寸法が約1.6倍となり、より厚い断熱材を使用することができるため、断熱性能が高く、耐震性や遮音性も向上し、より快適な住まいをつくるためのポイントとなります。

2×4材
2×6材

火災保険・地震保険が割引に

在来工法と2×4・2×6工法とでは、火災保険・地震保険料も大きく違います。2×4・2×6工法が高気密で耐火基準に優れた住宅であることが認められ、保険料も在来工法からみるとお得な価格で加入することができます。

火災保険

釧路市 建物金額2,000万円10年間の火災保険

(例: 東京海上日動 参考保険料)

一般住宅

247,610円

マルフジ建設の家

108,120円

2×6工法の優れた特性

耐震性・耐風性に優れている

全体が箱となって家を形作る2×6工法は、壁全体で建物を支えるので、外からの力やねじれに強く、地震や台風にも強い耐久性を発揮します。阪神・淡路大震災では、2×4・2×6工法で建てられた住宅のほとんどが倒壊をまぬがれています。

断熱性・気密性に優れている

2×6工法は魔法ビンの家と言われている程、断熱性・気密性の高い住宅です。
構造用合板と防湿フイルムで外周壁を覆い、窓には気密性の高いサッシを使用。断熱材は外壁と最階下の床と最上階の天井に施しています。省エネで快適な居住空間を生み出します。

耐久性が高い

壁内に断熱材が充填されているため、室外と室内の温度差がゆるやかに緩和され、結露が発生しにくい構造となっています。
さらに、構造材に乾燥材を使用、外壁を通気層工法とし、耐久性を図っています。

耐火性が高い

2×6工法は、火の通り道となる床や壁の枠組材などが、ファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階へ火が燃え広がるのをくい止めます。すべての天井や壁の内側に、厚さ12.5mmの石こうボードが使われています。
石こうボードの中には結晶水が含まれていて、炎があたると熱分解を起こして、水蒸気を放出し発火までの時間を遅らせることができます。

居住性が良い

気密性の高い2×6工法は、音の出入りも抑える優れた遮音性を備えています。生活音が外に漏れにくいので、家族のプライバシーが守られ、外からの雑音も防ぐことができます。

断熱工法

ウレタン3重断熱工法

2×6工法による3重の断熱方式

2×6工法の外壁面の壁厚約140mmを利用し、吹付硬質ウレタンフォーム20mm+高性能グラスウール100mm+押出法ポリスチレンフォーム20mmの3重断熱を施工。2×4を凌ぐ高い耐震性はもちろん、より高い気密性能で1年中快適な空間をつくりあげます。

住宅エコポイント対象断熱工法
  • 吹付硬質
    ウレタンフォーム(20mm)

    ① 外壁面に構造用合板を貼り、サッシ、玄関ドアを取付完了後、ウレタンフォーム20mm現場にて吹付け隙間を密閉。

  • 高性能
    グラスウール(100mm)

    ② 乾燥後、縦繊維で下がりにくいグラスウール100mmを隙間なく充墳。

  • 押出法
    ポリスチレンフォーム(20mm)

    ③ フタをするようにポリスチレンフォームで覆って三重断熱完成です。

工 法
2×6工法
外壁の厚み
約140mm
断熱工法
【 壁 】
吹付硬質ウレタンフォーム (20mm)

高性能グラスウール (100mm)

押出法ポリスチレンフォーム (20mm)
熱抵抗値
3.71㎡・k/W
断熱工法
【 天井 】
吹込み用グラスウール (300mm)
熱抵抗値
5.76㎡・k/W
断熱工法
【 屋根 】
住宅用グラスウール (T=200)

押出法ポリスチレンフォーム (50mm)
熱抵抗値
6.73㎡・k/W
断熱工法
【 床 】
高性能グラスウール (140mm)
熱抵抗値
3.68㎡・k/W
基 礎
布基礎巾 (150mm)布基礎 (120mm)ベース布 (450mm)押出法ポリスチレンフォーム (30mm)
熱抵抗値
0.88㎡・k/W
省エネルギー対策等級4
低炭素住宅(断熱性能)
ZEH住宅(断熱性能)
対 応

※低炭素住宅、ZEH住宅の認定を実際に受けるには各住宅それぞれの外皮計算などが必要になります。
外皮計算には開口部の大きさや性能などが関わってきます。
そのほかに省エネ基準を満たした水周り機器の選定や電灯機器、暖房機器など断熱以外にもたくさんの基準がもうけられています。

換 気

熱交換気システム

熱ロスが少ない「省エネ・快適」な熱交換気システム

熱交換気は、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収して室内に戻します。
熱回収により空調負荷を軽減でき、冷暖房コストを抑えます。
また、冬期では冷たい外気を室温に近づけて給気するので、冷たい空気が侵入する不快感を防ぎます。

トリプルサッシ

住まいへの不満をトリプルガラス樹脂窓が解消します。

高性能トリプルガラス樹脂窓「APW®430」は、世界トップクラスの断熱性能と、高性能、そして機能性や高いデザイン性といった点で、最高級の窓を実現しています。
世界最高水準の高性能な樹脂窓で熱貫流率0.90W(㎡・K)を実現。快適な日本の住まいと、幸せな暮らしをかなえます。
※熱貫流率:熱の伝えやすさを表した値のことで数字が小さいほど性能が良い。